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ローソン 、健康関連商品を25年に売上5000億円へ  統一パッケージ採用して訴求力アップ 食物繊維・たんぱく質含有商品強化

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 ローソンは、健康関連商品のさらなる展開強化を図る。
 同社はこれまでも「ナチュラルローソン(NL)」商品の導入をはじめ、ブランパンやグリーンスムージーなどを積極展開してきたが、高齢化社会の進展やコロナ禍を受けて一層高まりを見せる健康ニーズへの対応を深耕する。
 現在、売場における健康関連商品の構成比はPB・NB合わせて20%強で、これを30%まで引き上げていく。売上についても、2022年に3600億円、25年には5000億円を目指す。

 レギュラーローソンの売場における健康関連商品は、「NL」商品、ローソンPB、NBなど主食系から菓子まで約450~500アイテムを数える。
 このうち「NL」商品とローソンPBで統一パッケージを採用。カテゴリーごとに集中陳列を行い、店頭訴求力アップを狙う。

 パンやチルド飲料、菓子などは、ある程度品揃えが充実していることから、今後はおにぎり・麺類・サラダなど食事系メニューでも取り組みを広げていく。
 特に昨今ニーズの高い食物繊維やたんぱく質を含有する商品展開を強化していくとともに、「ブランパン」をはじめとする低糖質商品の販売も引き続き推進。〝ローソン=健康〟イメージをさらに高めていく。

 今後の新商品として、糖質40%オフの中華麺を使用し、たんぱく質・食物繊維ともに20g以上摂取できる「たんぱく質が摂れる 冷しバンバンジー」(税込559円)や、米の約40%をもち麦に置き換えた「国産もち麦入りビビンパおにぎり」(138円)、「国産もち麦入り梅しそごはんおにぎり」(127円)、ホエイ由来のたんぱくを加えた「のむヨーグルトバナナ」(168円)など約30品を5月31日から順次投入していく。

 6月にはサラダ商品に取り組みを広げ、9月にも健康テーマの新企画を用意。カウンタ―FFや「まちかど厨房」など店内調理商品についても、健康軸の商品投入や店頭での統一展開を図っていきたい考えだ。